医療従事者が得られるやりがいや生きがい

生活をしていくうえで、お金は必要なツールであり、それを得るためには仕事をしなければいけません。収入が高いに越したことはありませんが、収入の高低だけにとらわれてしまうと、仕事の本質ややりがいといったものを見失ってしまうことにもつながりかねないでしょう。豊かさとは心の充足度であり、生きがいを得ることだといえます。趣味などでも得ることはできますが、仕事で得る生きがいは何事にも代えがたいと感じる人は多いようです。その中でも、医療従事者は特にやりがいや生きがいを感じる仕事ではないでしょうか。

医療業界は、さまざまなな医療従事者によって成り立つ業界です。表舞台に立つ医師や看護師、保健師などのほか、医療事務やMRといった裏の立役者がいなければ患者を救うことはできません。医師は直接患者に医療行為を行いますが、それに使用する器具や薬がなければ治療を行うことも不可能です。医師の医療行為は一時で終了しますが、その後のケアや精神的な支えは、患者と長く接する看護師などの役目になります。連携して患者の治療にあたる行為は、プロジェクトを達成させるチームのような一体感を得られることでしょう。医療事務も目立たないとはいえ、レセプトなどの業務をしっかりと行うことによって経営の中心にいることを自覚し、やりがいを感じられます。そして、医療従事者の何よりのやりがいになるのは直接患者に接することでかけられる、患者からの感謝の言葉ではないでしょうか。